転職する際、少しでも他のライバルと差をつけたいと思いませんか?
資格一覧のところに、「看護師、保健師」だけだと物寂しく感じるあなたに朗報です。
10日以内でほぼ確実にとれる資格についてまとめましたので、ご紹介します!
①第一衛生管理者
第一衛生管理者は職場環境の安全衛生を管理する人のことであり、50人以上の事業所には1人以上置かなければならないと定められています。
本来は試験に合格しなければならないのですが、保健師の免許を有する人は、労基署に行って申請するだけでもらえる資格です。
ただし大企業の場合は既に有資格者が存在し、資格があるからといって特別何かするわけではなく、権威も強くなるわけではないです。
とはいえ申請だけでもらえる資格があるなら、もらわないに越したことはありません。
また保健師は無受験でもらえるという事は一般人にはあまり知られていません。少し肩書きが増えることで、名刺などを渡す際にあなたの風格がでますので、保健師の資格がある方はぜひ申請してみてください。
第一種衛生管理者資格の詳細はこちらから↓
②BLS
BLSは日本ACLS協会が主催する講義で、質の高い一次救命法について学びます。
講義内容は心配蘇生法をこれでもかというほど練習します。最後に実技・筆記それぞれのテストを受けて合格すれば、BLSのバッチがもらえます。
BLSは一般人も取れる資格であり、看護師も既に持っている方はいるかと思います。
ただし意外にも一般人からの知名度は低く、ローマ字3文字で言われてもどんな資格かわかりにくいのが難点です。とはいえ、看護師たるもの一次救命法は身につけないと、一般職の方から「え?看護師なのに?」と白い目で見られてしまうでしょう。
一次救命措置ができるという証明をするためにも、持っておくと良いでしょう。
なおACLSの資格も2日でとることができます。複数診療所で医師が常駐している場合は役立つかもしれません。
しかし診療所は医療施設が整っておらず、ACLSを使う機会があるくらいなら一刻も早く救急搬送するべきなので、転職のためにわざわざACLSの資格をとる必要はないと思います。
BLSの資格情報はこちらから↓
③食生活アドバイザー
これは、健康な食生活について知識を提供するという資格です。ユーキャンなどの資格講座でもとりやすく人気が高い資格です。
勉強内容は、食事に関する内容を広く薄く浅くしたもので、一般常識レベルから看護学生時代に習った栄養学のおさらいといったところです。
難易度は決して高くないですし、日常生活でも役に立つので、取っておいて損はないと思います。
この資格は深い知識を勉強するわけでもなければ、指導方法などを記載されているわけでもないので、特定保健指導などの実践には不向きかもしれません。
とはいえ、資格名が「アドバイザー」なので、いかにも食生活に精通している人という印象を与えるのにはピッタリです。
食生活アドバイザーの公式ホームページはこちら↓
【公式ホームページ】食と生活に関する資格なら食生活アドバイザー®|FLAネットワーク協会
④禁煙アドバイザー
これは、日本禁煙学会が指定する2時間以上の講義を聞いて、禁煙学会に入会すればもらえる資格です。
講義を聞くだけで試験もないので、短時間でもらえるお手軽な資格といえます。また、認定試験に合格すれば認定指導者としてよりランクアップできるので興味がある人は挑戦しても良いでしょう。
講義内容は年々少しずつ異なりますが、喫煙のデメリットや他の病態との関連などです。やや臨床よりな内容でわかりにくい内容もありますが、「とにかくタバコはダメですよ」というのがよくわかります。また、禁煙を勧めるためのロールプレイなどの講義もあり、実践にも使えると思います。
禁煙アドバイザーは年会費が5000〜6000円でやや高いのと、時々送られてくる禁煙学会の資料は、J◯に対してかなり厳しい意見が記載されていたり、禁煙とSDGsへのこじつけなど、やや偏った内容が多いです。
また、電子タバコの害についてまだ研究成果がでておらず、禁煙補助薬の製造中止に対する打開策がまだ発表されていません。
しかし草の根運動で研究活動しているので、一度は講義を聞いてみても良いかもしれません。
禁煙アドバイザーに関する詳細はこちら↓
日本禁煙科学会認定全国禁煙アドバイザー育成講習会(2019年以降)
⑤上級救命指導認定証
これは各都道府県の消防局から発布される認定証で、1日を通して応急処置を実習・試験して合格すればもらえる資格です。
受講内容は心配蘇生、異物除去法、外傷手当等なのですが、ビデオ視聴でサラッとおわったり、心配蘇生は疲れるまでやらされたりします。
受講した正直な感想は、看護学生時代にすでに勉強した内容なのと、我々は既に臨床でもっとエグい経験をしているため「え?これで上級?…」というような感じでした。
この上級救命指導認定証あくまで民間人が対応するためのものなので、医療職である我々にとって肩すかし感があるのは否めません。しかし名前はカッコいいので、有していると頼り甲斐がある人として認識してくれるでしょう。
東京都の上級救命講習の詳細はこちら↓(各都道府県でご確認をお願いします)
東京消防庁<安全・安心情報><救急アドバイス><救命講習のご案内>
資格は必要か?
これらの資格は保健師や病院などの実戦で使えるかと言ったら、正直微妙なところです。面接官によっては、小手先でしか勝負してないと思う方も中にはいるでしょう。
しかし、もしあなたの前に以下の2人がいたら、どちらに診てもらいたいですか?
無能だけど有資格者
→医師だけど、医学知識がない
有能だけど無資格
→医学知識があるけど、一般人
普通は後者を選びます。
資格を持っていると中身はどうあれ、「勉強している人」「根拠を知っている人」「権威がある人」と思われます。
つまり資格とは実戦で使えるかどうかよりも、良い印象を与えるということが、資格を持つ最大の目的なのです。
多忙の中資格の勉強をするのは大変だと思いますが、一度はホームページをチェックしてみてください。
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